パワーポイントで地図やロードマップを使う際、ピン用意しておくと非常に便利です。図形をいくつか組み合わせるだけでお洒落なピンに仕上がりますので、さっそく作っていきましょう。
涙型の図形を使ってピンを作る
完成系はこれです。涙型の図形を使っていきます。
「挿入」タブの「図形」をクリックして「涙型」を選択します。
ボックスが正方形になるように、「Shift」を押しながらスライドに配置しましょう。
涙型のボックス右上にある「黄色いポインタ」をつまんで、少しだけ外に引っ張ります。
涙型の回転させます。選択している状態で、回転アイコンをクリック。「Shift」を押しながら回転させ、「涙型の先端」を真下に向けましょう。
涙型の図形を一つコピペします。
次に「正方形」を挿入し、
先程ペーストした涙型の左半分に被せます。
「涙型」→「正方形」の順にクリック。「書式」→「図形の結合」から「単純型抜き」で型抜きします。
涙型が半分になりました。
半分になった涙型を濃い色に変更しましょう。
半分になった涙型をコピー元の涙型にピッタリ重ねます。
二つの涙型に残っている枠線を消します。「書式」→「図形の枠線」の順にクリックして「線なし」をクリックしましょう。
図形についていた枠線が消えました。
最後に、少し小さめの楕円を呼び出して涙型の中央に重ねたら完成です。
グーグルマップ風のピンも作れる
涙型の図形はピン作りに非常に便利で、上図のようにグーグルマップ風のピンも作れます。
作り方は簡単。涙型の先端を長めに伸ばして、中央に黒丸を置きます。あとは塗りつぶしを赤、枠線を黒にするだけです。
ピンにアイコンや画像を重ねることも可能
作ったピンの白丸部分は文字や数字を入れたりアイコンを重ねたり使い方色々です。
試しにアイコンを入れてみましょう。
まず、ピンの中央にある白丸をコピーして真上にピッタリと重ね、右クリックで「図形の書式設定」を呼び出しましょう。
図形の書式設定がスライド右側に出たら、「バケツ(塗りつぶしと線)」をクリック。次に塗りつぶしの項目にある「塗りつぶし(図またはテクスチャ)」をクリックしてください。
最後に、図の挿入元の「ファイル」をクリックすれば挿入ウィンドウがポップするので好きな画像を入れましょう。
この方法で挿入した画像は、元の図形からはみ出さないので使い勝手が良いです。
色々使えるピン
パワーポイントで使うピンは、パワーポイント内で作ってしまいましょう。jpg画像やgif画像のピンを使うと、拡大や縮小を繰り返していく過程で劣化していくので汚くなってしまいます。その点パワーポイントの図形で作ったピンは何回リサイズしても劣化することはありません。いろいろと使いまわせて便利です。
地図にピンを立てたり、
ロードマップに立てたり。
便利でしょ?
パワーポイントのピンは自分で作りましょう
パワーポイントで簡単にピンを作る方法を説明しました。
こういったパーツを自分で作ろうとすると、最初の内はすごくハードルが高く感じると思います。でも、この記事を読みながら作ると、たぶん拍子抜けするぐらい簡単に感じられたことでしょう。
ほんと簡単なので、パーツは自分で作るべきです。拾ってきたテンプレート内のパーツを流用してもいいんですが、使いたいパーツをいろんなテンプレートからつまみ食いしていると資料に一貫性がなくなってしまって、微妙な資料になってしまうからです。